デイジーK(バイ)のライフスタイルに関するコラム

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祝福と葛藤の時期

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卒業、入学の時期に突入しました。
本州の方では桜や梅が咲いているのでしょうか?

私は近くに姉が住んでいるので、その小学生の子供が18日に卒業式なのですが、なんと卒業式後の懇親会を夜の20時まで予定しているそう・・・
集まるのが好きな母親たちの集団らしいですが、20時はさすがにやりすぎだと思います(笑)

さて、卒業式の後にやってくるのが入学式。
私の夫は中高生時代は自分が男であると自認していなかったそうですが「スカートは嫌」「どうせなら学ランが着たい」と強く思っていたようで、制服を買いに行った際には店員に「学ランではダメなんですか?」と聞いたそうな(聞く相手が違うと思いますが・・・)

LGBTの当事者にとってはストレスの溜まる時期かもしれません。
新しい環境・新しい人の中での生活は、ただでさえストレスになると言われています。
それに加え、悩んでいる当事者やカムしていない当事者はさらに不安を抱えるのではないかと思います。

私の甥(上記とは別)の通っている中学校には今年卒業を迎えたFtMの子がいます。
甥の上級生ですが、その子の妹が甥の同級生ということもあって学校の発表会の時に会って話をしました。
そのことがきっかけで、家が近所ということもあり、何回か相談に乗ったことがあります。
まだ病院に行っておらず、親御さんにもカムしていないというM君。
髪もベリーショートで普段はスカートを履かず、言葉遣いや行動も少々粗い。
M君は自分の行動からGIDかもと気付いてほしいと言いますが、親御さんは「ダンスをやっているから」で片づけると言います。

そんなM君も今月無事に中学を卒業。
ですが、悩んだのは高校のことでした。
「またスカートを3年間履き続けなければならないのか」と。
実家から通える範囲では北海道1、2を争う成績の学校でなければ私服ではなく、M君は仕方なくランクを下げて農業高校に入るとこにしたそう。

近くの農業高校は普段はジャージか黒いパンツでの登校が認められており、式や行事の時のみセーラーを着れば良いという学校です。

かなりランクを下げたので親御さんとも揉めたようですが、「農業を勉強したい」と嘘をついて説得した模様。

M君のように“仕方ない”という理由で自分の道を選ぶ子は多いと思います。
大人のように自由に選択できることも少ないので、鬱になったり自ら命を絶つ子も少ないとは言えません。

私は、相談ほどでなくても、愚痴や不満を吐き出せる“はけ口”のような存在になれたらいいなと思っています。
M君に「ねぇちゃん(私)がいたから気持ちが楽になった。」と言ってもらえた事で何だか私自身が救われたような気持になりました。


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