鼎(ゲイ)のライフスタイルに関するコラム

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ロサンゼルスでのゲイバーの楽しみ方

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以前、一年だけ仕事の都合でロサンゼルスに住んでいたことがある。

ロサンゼルスとは言っても、中心地から車で20分ほど南下したトーランスという日本人タウンだ。
海も近く、ハモサビーチやレドンドビーチなどといったビーチシティの隣だったので、よく日本人の同僚やその同僚のアメリカ人と一緒に海沿いのバーなどにも遊びに行っていた。

海外で暮らすということはとてもパワーのいる日々だったけど、今思えばとても楽しかった。
たまにゲイタウン・ウェストハリウッドで遊ぶこともあった。

「アメリカでモテたか」と聞かれることがあるが、全然そんなことはなかった。
本場アメリカのゲイシーンではマッチョイズムがはびこっており、自分みたいな細いだけのアジア人は全く相手にされなかった。そこそこ体格の良い日本人ゲイの友人はそれなりにモテていたので筋肉がちゃんとあればモテてるんだと思う。

あと、あたしは長髪なのでそれも非モテの要素だった。アジア人は若く見えるらしく、出会いアプリにしてもゲイバーにしても、ちょっとショタっ気のある人から声をかけられることが多かったし、トラブルが心配だったのでどちらにしても誰かについて帰るなんてこともなかったので、モテようがモテまいがあまり気にしなかった。

どちらかというとレズビアンのおばちゃんたちに「あなたキュートね!お酒の飲める年齢なの?」とからかわれたりして、そっちの方が楽しかった。一緒にボビー・コールドウェルなどをカラオケで歌ったこともある。

ゲイバーとは言っても大体どこもクラブ形式のバーだ。自分が知る機会がなかっただけかもしれないが、日本特有のカウンターバーみたいなところはなかった。でも、当時の流行りの音楽に合わせて踊りながら友達と大騒ぎするのはとても楽しかったし、露出が激しい衣装を纏ったゴーゴーボーイが見れたのもよかった。

中でもおすすめのゲイバーを3つほど紹介したいと思う。
旅行などでロサンゼルスを訪れることがあれば、ぜひ足を運んでもらいたい。

①ウェストハリウッド Abbey

「ウェイトハリウッドと言えばアビーかミッキーズ」と言われるほど有名なレストラン/バー。レンガ造りのシックな建物だけれど、流行りのEDMやHIP HOPが流れるダンスフロアもあり、週末は多くの人で溢れかえる。もちろん、ゴーゴーボーイも楽しめるし、チップを渡せばハグをしてくれたりもする。女性客も多く、当時はビバリーヒルズ高校生白書にも出ているトリ・スペリングの目撃情報もあった。とても華やかな場所で、未だに思い出すとセンチメンタルな気分になる。

②ウェストハリウッド Mickey's

こちらも有名なゲイバー。どちらかというクラブに近い。カウンターでおしゃべりをするのもよいし、ダンスフロアで踊り狂うのよい。路上に面しており、疲れた時は路上に設けてあるテラスで休むことができるのも嬉しい。もちろんゴーゴーボーイもいて盛り上げてくれる。白人、黒人、ラティーノ、様々な人種の男性たちが自由に踊っていた。「THE アメリカのゲイクラブ」を体感できると思う。

Micky's West Hollywood - Nightclub and Bar
http://www.mickys.com/

③サンタモニカ Trunks

ビーチシティとしてお馴染みのサンタモニカにもゲイバーがあったので何度か行ったことがある。こちらはウェストハリウッドに比べるとこじんまりとしていてのんびり楽しめる。ビリヤード台などもあって、仲間内でワイワイと遊ぶことができる。
土地柄なのか、白人が多めでほとんどがマッチョだった。アジア人はあまりモテずに寂しい思いをするかもしれないけど、サンタモニカの観光ついでに寄るのも良いかもしれない。

Trunks Bar
http://www.trunksbar.com/

以上の3つが行って間違いのないゲイバーだと思う。ウェストハリウッド自体がゲイタウンなので穴場のゲイバーを探しても楽しいかもしれない。
本当はレドンドビーチにも「ドルフィン」というゲイバーがあった。ロサンゼルスから離れているため、年齢層も高めだったが、知り合いの日本人ゲイと遊びに行ってゆっくり飲むのにちょうど良かった。最新型のジュークボックスに25セントコインを投入して、タチアナアリなど昔のR&Bを流すと他のお客が喜んでくれたなんてこともあったし、ここではカラオケもできた。帰国後、しばらくして潰れたと知って寂しく思った。

逆に気を付けておきたい点としては、

  • どの店も州法の決まりで2時に閉店するということを覚えておいて欲しい。
  • あとはロサンゼルスも場所によっては治安が悪いので、深夜は一人歩きで帰らずにタクシーを使うということ。
  • ナンパされてもホイホイをついていかないということも大切だ。
  • あとショットバーでもお酒を受け取る際はチップとして1ドル札を必ず渡そう。

一見華やかに見えるウェストハリウッド。ウェストハリウッド自体も治安が良いエリアで旅行者でもとても楽しめると思うが、カルフォルニア州は失業率も高く、失業したノンケがゴーゴーボーイを勤めているなど、陰の表情も併せ持つ。チップ目的で股間を触らせる彼らのことを思うと切なくなったりもする。

それでもロサンゼルスのゲイバーは華やかで享楽的なパーティーが続いていく。海外ドラマの世界がそこには広がっている。
トランプ政権に代わって、街の表情もまた変わってくるかもしれないが、旅行などの際にはぜひ足を運んでもらいたいと思う。

【画像URL】
http://www.mickys.com/wp-content/uploads/2016/02/HotRod-01_27_16-7-1280x960.jpg


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